孤高の凡人

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On the Road

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君をのせて

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私は驚愕している。同時に感動している。
一人でスタンディングオベーションしている。
本日もまた着地点を見失った言葉たちがなんとか無事収まるべきところへ収まるようにMacBook Airの前で膝をついてお祈りしていた。
お祈りの間、ぷわん、ぷわんとiPhoneが鳴り続けていたので、気になって見てみると、ブログ、twitter界隈が騒がしかった。


私は娘と一緒に『天空の城ラピュタ』を観ながら記事やtwitterを流し見、お祈りしていた記事を削除して、この記事を執筆し始めた。

事の発端はこうである。
まず、やぎという動物がいる、このやぎはやぎの癖に桃太郎のようなカリスマ的なポジショニングであった。情報商材というきびだんごをばら撒いて犬、猿、キジを従え、塾のようなもの運営されるぐらい有能なやぎで、その有能さ故に、ざらばんしや、コピー用紙のようなしょうもない紙は食さない。もっとええ紙持ってこい。
と、犬、猿、キジから納められた年貢。つまり夏目漱石や福沢諭吉が綿密に描かれた紙、これを回収して生活されていた。

やぎ一派はクラウドファンディングという手法を用いて、資金を募った。
まだ女性に自身のチョコバットミニをコミットした事がない、若い雄のキジ、是が非でも彼にコミットさせたい。体験、体感させてあげたい。その強力な仲間を思う気持ちが彼等を突き動かした。

そのアイデーアの真新しさと、楽しげなイベントの雰囲気に釣られ、8時に集合した何枚かの夏目漱石。最近のやぎは福沢諭吉しか召し上がらないので、これをキジに譲渡し、極楽浄土へ導いた。キジはテレフォンを使いこなし、極楽浄土を予約。現場へと向かった。夏目漱石という偉大な文豪、それも10人以上の夏目さんと引き換えたおばはんのバミューダトライアングルを己のアダムスキー型のチョコバットミニでキャトルミューティレーション。キジは見事、結果をコミットすることに成功した。

しかし、これを不快に思う人が続出した。
特に女性の方は凄まじい不快感から嗚咽、デスクトップにゲロをぶち撒ける人も現れ、出てもいない杭であるにも関わらず、キジは叩かれた。

私はすぐにボブマーレイのテーシャツを着て、アコースティックギターを持ち、『ワンラブ』の歌詞に合わせて、叩くのはやめてあげて。叩くのはやめてあげて。と歌った。

なぜわたしがこのような行動に出たかと言うと、まず、平和を愛してるから、そしてコミットした結果をやぎ様の強力なパワーによって世間へ、その似合わないボーダーのポロシャツと共に拡散されたキジ様。
彼が今後の人生で自身が本当に愛した女性に撒き散らしたブログ、twitterが影響してしまい『きっしょ、生理的に受け付けへん』と言われる事が明白であるにも関わらず、このようなパンクロッカーな行動に打って出られた捨て身のアイデンティティに感動したので、叩かないであげてと歌ったのだ。

キジ様はこれから、行き場を無くした自身のチョコバットミニならぬ飛行石から発せられた一筋の光、それを頼りに生きていかれる。


父さんが残した熱い思いと、母さんがくれたその眼差しで。

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