孤高の凡人

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孤高の凡人

Anarchy in the 2DK.

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吉田羊さんのヒモになりたい

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世間では己の承認欲、物欲、その他あらゆる煩悩を満たす為に産まれたばかりのやや子を保育所に預け、働きに出る母親が多い。無理して買った黒いベルファイアに乗って、テロテロの湯葉みたいな機能美の欠片もない高級ブランドのカーディガンにベーコンみたいな体をねじ込んで、そのギャグみたいなドヤ顔をSNSに投稿してくるような母親が溢れていて、とてもハ短調な気持ちになっている。

基本的に私は、できるならば妻は家にいて釜で飯を炊いたり、畳を乾拭きするなどしながら、子育てというものに専念して欲しいという若干古臭い考えを持っている。だけど私は高卒の芸術家崩れの落ちこぼれ。更に現在は建設業という下の下。そんなボトムノッカーが上記のように自身のおぜぜのみで家族を養っていくには、人を騙し、蹴落とし、その屍の上でタップダンスを披露するぐらいのメンタルが必要であるのだが、やさしいやさしいイエスマンの私にそんな鬼畜のような所業が出来るわけもなく、じゃあどうしているのかと言うと、生活費を切り詰めるしかないわけで、最近は丸亀製麺で一杯のかけうどんを家族三人で分け合い、小さな幸せを山椒の実と一緒に噛み締めるといった質素な生活をおくっている。

しかし人間はやはり愚かな生き物で、そのように古風を気取って頑張るフリをしたところで、やりたくないことはやりたくない。好きな事だけをして、一生遊んで暮らしたい。働きたくない。働きたくない。働きたくない。働きたくない。だって元来、私は歌とかお花とかが大好きなのです、そんなかわいいボーイが建設業という学歴だけで全くロジカルな会話が出来ない元請けゼネコン監督や、擬音語だらけでもはや何を話しているのか分からない下請け作業員と打合せをしたり、暑い夏に屋上で、寒い冬に屋上で、溶剤やモルタルにまみれながら地べたを這ったりしなければならず、ヤダモンの骨頂。

私は考えた。目から血が出るぐらい考えた。そして思いついた。ブログでお金を稼ぐ事を諦めた今、定職に就かず、私が私らしく快活に生きていく為に残された手段はたった一つしかない。

それは『ヒモになる』というである。

しかしヒモになると言っても、妻が働いてしまうと本末転倒だし、他の女性のヒモでなくてはならない。ただお金をたくさん持っているとか、それだけではしんどい。いくらお金持ちでも、顔面がキュビスムみたいな女性は、しんどい。恥をしのんで正直に申し上げると、私は『吉田羊さんのヒモになりたい』のである。

我儘を言ってる事は承知の上である。しかしそれは私自身の『ヒモ力』を考慮した上で言わせて頂いているので、ご理解下さい。

さて、『吉田羊さんのヒモになりたい』という夢を持った私が、今何をするべきかと言うと、それは吉田羊さんにアピールする、ただこの一点であり、以下は私が私自身の『ヒモ力』をただひたすら吉田羊さんにアピールするだけの内容となるので、吉田羊さん以外の方は、申し訳有りませんが、ここでお帰り下さい。ゲラウっ!

 

では吉田羊さん、私があなたにまず言いたい事は私は絵が描けるという事です。そうです。絵を描いてあげます。受験こそ失敗しましたが、一生懸命画塾へ通い、積み上げた技術は、きっとあなたに絵を描いてあげる為だったのでしょう。似顔絵、風景、カタツムリ、お花の絵、何でも構いません。あなたが撮影などで、疲れて帰ってきても、私が昼間に描いた美しい絵があなたを癒すことでしょう。

次に、吉田羊さん、私は音楽を演奏します。ギター、ブルースハープを演奏します。基本的にバンドというスタイルで演奏したことはありませんが、ジャムセッションで培ったグルーヴ、話の合う友達がいないことから始めた宅録一人多重録音。これらの経験を生かして、あなたの為だけの音楽を聴いて頂くことが可能です。

そうだ、吉田羊さん、自然はお好きでしょうか。自然は疲れた精神を癒してくれます。釣りに行きましょう。餌釣り、疑似餌、毛針、様々な手法を会得して、道具もございます。ある時は激しいスポーツのように、ある時は静かに瞑想するように、あなたのその時の感情に合わせて、最も適した釣りをチョイスしてあげます。

吉田羊さん、座りにくそうですね、その椅子は高さが合っていないのではありませんか?任せて下さい。私は過去、家具職人として腕をブンブンに唸らせておりました。あつらえましょう、棚も、テーブルも、椅子も、全てあなたにドンピシャの寸法で作り直しましょう。お値段以上とは私のことです。

嗚呼っ!吉田羊さん!リビングが雨漏れをしています!でも心配はいりません。私は建設業で働いています。あの漆黒の闇のような時期も、あなたのヒモになる為だと考えると合点がいきました。業者?必要ありません。私は職人の経験を経た現場監督です。時間さえあれば一人で改修工事(書類込み)を終わらせる事が可能なパーフェクト土方です。そうだ所持資格をご覧ください。

技能講習

ウインチ巻上げ機、ゴンドラ取扱、玉掛け1t以上、研削砥石、高所作業車10m以上、職長・安全衛生責任者、特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者、有機溶剤作業主任者

資格

単一等級樹脂接着剤注入施工技能士、一級防水施工技能士(ウレタンゴム系塗膜)、一級防水施工技能士(シーリング)、建築診断仕上技術者(ビルディングドクター〈非構造〉)、コンクリート構造物背筋探査技術者、連続繊維施工管理士

どうですか吉田羊さん、あなたの住まいをたった一人で守り抜くソルジャーだとは思いませんか。

そうそう、吉田羊さん、私の維持費の話ですが、基本的に風呂が嫌いなので、光熱費も節約が可能です。酒も女もギャンブルもやらない人畜無害なお花好きだし、更に少食なので、わずかなじゃがりこを与えておけば、文句一つ言わずに懸命に『ヒモ』を全うします。ジャンガリアンハムスターを飼うような感覚で、家に置いて頂けると、なんとなく好きな事をしながら、あなたを楽しませる事が出来ると思うのですが、いかがでしょうか。

最後に吉田羊さん、上記雄弁に自分語りをして参りましたが、私は人見知りのコミュ障なので、気配をまるで空気のように消す事が可能です。万が一、吉田鋼太郎さんが家にいたりしても、こちらヒモサイドとしては何の問題もありません。

以上です、吉田羊さん。ひとつもデメリットがないと思います。ご検討下さい。

夏のぬけがら

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 晩夏の候、私は私の藝を磨き、絵、写真、文章などが良い具合にカルチベートされ、身長が伸び、腹筋が割れ、目が二重になり、福耳で巨根、そんな新しい私に生まれ変わる為、しばしブログを休止して、旅に出る。探さないでくれ。男女問わず私はあなた方を心から愛している。抱きしめたい。鯖折りたい。問答無用でちゅーだ。

 そう言い残してはてなを去ったのは、確か1ヶ月ほど前だったろうか。

 思い返してみれば20代を社畜としてモラトリアムした私に夏休みのようなものはなく、わずかにあった休みも、社畜としてカルチベートされた私に旅行などの概念、出掛けるおぜぜは皆無、たまの休日は家の者とAEON MALLへ行き、プリキュアのゲーム機から流れるポッピーな音楽に合わせて呪詛の言葉をつぶやきながらバコバコ叩く、或いは、コーヒーと輸入食品のワンダーなショップをぐるぐると回って試飲を流し込み、この下らない人生を珈琲の黒とミルクの白でグレーにかき混ぜて誤魔化すしかなかったのだ。

 しかし、家の者が実家に帰らせてもらいますと宣言したあの日、私の脳裏に過ぎったものは、当ブログのような非健康的で生産性のないゴミコンテンツは即刻中止して、夏休みをどこぞの大学生のようにきゃっきゃうふふと満喫する。そう、それだよ、私に足りなかったものは、くつわつわつわ。

 転職によってホワイトな時間と、その時間によって歯医者に通い、ホワイトな歯を手に入れた私のホワイトな心は家の者がいないという事実を前にしてペイントイットブラック。まっくろくろすけだった。

 そう、私が磨きたかったのは藝なんかではなく、ビキニ姿のお姉さんの背中をモイスチャージェルでだったのだ。

 青い空、ソフトクリームの様な入道雲、グラニュー糖を一面に敷き詰めたような砂浜。ビキニ姿のお姉さんにグラニュー混じりの水を浴びせ、きゃっきゃうふふ。その後フード付きパーカを羽織り夕陽を見ながら醤油味のヌードルを召し上がる。夜、浴衣に着替えたお姉さんの横顔照らしたる蝋燭の火に、線香花火を近づけ、先に落ちたほうが負けねとキュートな八重歯見せたるお姉さんに、もう私の夏がオーバードライブ。ファズってラットがディストーション。ぽとりと落ちる線香花火に、夏の終わりと、恋の始まりを感じ、風で消える蝋燭、風と共に消える私達。嗚呼もう、アツがなっつなつ。ドキがむっねむね。

 そんな夏休みを想像して、よだれを垂らし、えへへと白痴のような顔をしていたら、知らぬ間に私の夏休みが終わっていた。

 食したペヤング、その数14。飲んだフルーツオレ、その数10。ゴミ出しの日が分からずに積み上がったそれらの箱の上に家の者が帰宅。廃墟と化した我が家、枯れた向日葵、浮いた金魚、私は土産のポップコーンがたっぷり入ったプーさんの蜂蜜壺でしばきまわされ、disられた。嗚呼、ディスニーランドはここにあったのか。

 追いやられたベランダで秋の風に吹かれながら、煙草を喫む。

 役目を終えた室外機。

 雲に隠れたオリオン座。

 私はどこにも行けなかった。

 蝉はいつの間にか鳴くことをやめたが、私は再び鳴くことにした。

 電子の砂漠の片隅で。

 ウイヨース、ウイヨースと。 

サヨナラはしない

インターネットはつまらなくなった。

僕ははてなでブログを書き始めるまで『インターネット』というものを知らない人間だった。

僕にとってブログというものは、今日はお魚を釣りに行きました。花火がとてもキレイでした。ギターの弦を張り替えました。というように『知らない人に向けたSNS』という印象を持っていて、そんなブログで『稼げる』とは一体どのような理屈か。それを体感すべく飛び込んだブログ、その先にあったものが『インターネット』だった。

まずブログが稼げるという事に関しては、事実だと感じた。現に稼いでいる人がいるのだから、当然の事である。しかし稼ぐ為にしなければいけない事、これに全く興味が持てなかった。面白くなかった。

しかしこの時同時に、僕は『インターネット』その氷山の一角を見た。

面白かった。

僕はそれがやりたくて、急いでズボンのポケットから自分の持っている武器をゴソゴソと探して、ブログを書き始めた。

だんだんと明確になっていく自分の武器の能力の低さにあがらいながら、そして先人たちの武器の美しさにうっとりしながら、続けた2ヶ月間。

中学生の頃にはじめてパンクロックを聴いた時に受けた衝撃、それと同じ衝撃を受けた『インターネット』に、僕は虜になった。

自身のちっぽけな武器をえいやえいやと振り回す僕の姿をたくさんの方が見てくれて、たくさんの嬉しい言葉を頂いた。

この場を借りて、ってこの場は僕の場だけれど、お礼が言いたい。

本当にありがとう。

たくさんの言及、コメント本当にありがとう。

みどりの小野さんからインタビューを受けた時、僕の中で一つの章が終わったと感じた。

【はてなブロガーズインタビュー】孤高の凡人-面白いのに少し寂しい、孤高は孤独の道程なのか? - おのにち

僕は自分のピークが分からないほど愚かではない。

そして突然ではあるが、宴もたけなわなので、ここらで一度暗転させてもらおうと思っている。

 

インターネットはつまらなくなった。

ずっと意味が分からなかったこの言葉を、僕は『ロックは死んだ』に置き換えようと思う。

ロックは死んだ。それは間違いだ。

かつてマイノリティであった悪魔の音楽が、大衆に受け入れられた結果、多くの人がロックに流れ込み、先人たちの姿を確認し辛くなっただけだ。

ロックは死んでいない。

インターネットはつまらなくない。

先人たちの美しい武器、僕は自身の武器をそれに近づけたいから、少し時間を頂こうと思う。それがどれぐらいになるのか分からないけれど、皆さんの記憶に残っているうちには戻ってくるつもりだ。

 

僕はこのステージから降りないよ。

 

これはサヨナラではないよ。

 

僕は『インターネット』に夢中なんだ。

ミルクな君とビターな私

高所作業車を目一杯まで伸ばす。かつて田圃が広がっていた景色は一変していて、ミニチュアモードで撮影したプラモデルのような建売住宅が窮屈そうに並んでいる。

ここは19歳の私がいた街。

その街に今日、仕事でやって来た31歳の私の目に飛び込んできた風景は、かつての記憶をフラッシュバックさせるにはあまりにも不十分だった。

少し早い時間に仕事が終わり、リースした高所作業車を返却。

いつものライトなバンに乗り換えた私は、帰り道に19歳の私がママチャリを立ち漕ぎして疾走した道をなぞることにした。

見覚えのある交差点、イタリアンのレストラン、無人駅の裏一面に広がる田圃の中に不自然に置かれた子供の玩具のような赤い屋根の安アパートは、建売住宅のサイディングウォールに囲まれて、まるでチェックメイトされたキングのようにまだそこに存在していた。

錆びたドア、その横で蝉の声に負けじと体を震わせる二層式洗濯機。

かつての私の部屋だった102号室はまったく変わらない姿でそこにあった。

19歳の私はこのドアを足で開け、はじめてのバイトのはじめての給料で購入したカゴがひしゃげたママチャリに跨がって、学校へ行ったり、スーパーマーケットに行ったり、煙草屋に行ったりと、その孤独をガラムの甘い香りで誤魔化しながら、まるで何かから逃げるようにペダルを踏んだ。

懸賞で当てた、ボロボロのCDウォークマン。ママチャリで田圃の畦道を走る度に音が飛ぶそのCDウォークマンをタオルで二重に包み、ひしゃげたカゴからニョロリと伸びたひしゃげたイヤホンからは、the crashのwhite riotが流れていた。

 

ほわーらいあわならい、ほわーらいあらいおまおん。そう呟きながら見覚えのある自動販売機の前で車を停める。

蜘蛛の巣に小さな虫がたくさん付いた、当たり付きの自動販売機。いつもここで甘い缶コーヒーを買って、味も分からずに飲み干していたのを思い出す。

セメントの粉でパサパサした作業着の後ろポケットから財布を出し、あの時より20円多く小銭を入れて、今はもう飲まなくなった甘い缶コーヒーのボタンを押した。 

あったりー!

あの時、何度挑戦しても聞く事が出来なかったはじめての当たりに、どうしていいのか分からず適当にボタンを押してしまった。

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甘い缶コーヒーと、微糖の缶コーヒー。

愛想笑いという自傷行為で、深く刻まれたほうれい線。そのほうれい線に挟まれたへの字の口で甘い缶コーヒーを飲む。

19歳の君は、この白い外壁が並ぶ景色と、白い心を失った私に、暴動を起こしたくなるかも知れないな。

そんな事を考えながら微糖の缶コーヒーを飲む。 

甘くて苦い夏。

土から出てこれなかった蝉。

 

大分麦焼酎、二階堂。

またひとりぼっちになった

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ぼくが楽器を始めたのは、ぼくが音楽を聴くようになってから5年が経ってからだった。

高校生の頃、音もなく壊れたぼくの精神を救ってくれたのが70年代初期パンクだった。そしてぼくはそれを追うのではなく、まるで命を繋ぐ鮭のようにその大きな川を遡った。そこ道中で出会うロックンロールによって、ネガティヴの権化のようだったぼくは、いくらかポジティブな考え方が出来るようになっていく。キモオタと同じように黒いTシャツを着て、さらなる黒さ、さらなる深さを求め辿り着いた先がブルースであった。情弱で貧乏だった僕はインターネット通販のようなものも知らず、小銭を集めては、ブルースを買いに出かけた。ぼくの求めるブルースは君たちが通っているようなTSUTAYAみたいなお店には置いていなくて、社会にうまく混ざれず、取り残されたようなおっさんが自分の趣味のレコードをそのまま置いているだけのようなお店、そういうところでしか買うことが出来なかったからだ。

20歳になったぼくは、その偏った趣味から同世代の友達とあまり話が合わなくなり、隠居隠居、もう隠居と呟きながら、伝統工芸に仕事をしながら田舎で暮らすようになる。

その時の親方が、趣味でギターを弾いていて、ぼくは10万の給料から2万を払って、初めてのギターを手に入れた。

教則本なんて買えるわけもなく、毎日毎日聞き覚えのあるフレーズを繰り返した。それがブルースの基本であるスリーコードのシャッフルと言う名前がついていることを教えられたのは随分とあとの話である。

地元に帰ってきた説明は割愛するが、そのように同世代と話が合わない偏った趣味を持ってしまったぼくは、地元で40歳以上も年上の友達に上記レコード屋と同じ匂いがするジャズバーのような場所で遊んでもらうことになる。

彼らはロックが現在のように子供の玩具ではなく、本気で世界を変えると思っていた世代で、その冷めかけた鉄のような暖かさでぼくを褒めたり罵倒したりした。

君のような子は、音楽をやり続けないといけない。次の世代の若い子にロックの源流を伝えていかないといけない。ブルースは伝統工芸なんだ。

伝統工芸から離れてしまったぼくは、その言葉に喜んだ反面、なんだか重たい荷物を背負わされたようで、少し苦しかったのを覚えている。

 

やらねばならない。続けなければならない。

これは義務だ。そう思っていた。

 

しかし、30歳になったぼくに居場所はなくなっていた。不摂生な生き方が積もり次々と亡くなっていくイカれた友達。生き残った友達も加齢に伴ってだんだんとライブをしなくなった。ドミノのように倒れていくレコード屋。通っていたジャズバーは、なんの拘りもないジャズチャンネルを流すカフェに変わってしまった。

 

 

ぼくはまたひとりぼっちになった。

 

 

このブログを書き始めて、2ヶ月が経った。

ずっと好きで読んでいたものが『テキストサイト』と呼ばれるものであったり、インターネットというものにも、源流があるのだと知った。

知ったところで、レコード屋が潰れてしまう事を食い止めることは出来ないし、聖地と呼ばれたライブハウスの跡に建ったコンビニの、虫を殺す為の青い光とその虚しくこだまする無慈悲な音を、ただただ聴くことしか出来ない。

 

僕はあなたの事を知らない。

あなたの事を調べないし、興味もない。

それでもあなたは私のような新参に示し続ける義務がある。

やらねばならない。続けなければならない。

 

その伝統工芸を、そのブルースを。

 

この青く光るディスプレイの上で。

 

またひとりぼっちになった - 散るろぐ

 

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